玉野競輪場で行われている「開設71周年記念・瀬戸の王子杯争奪戦(GIII)」は29日、最終日を迎える。6R選抜を制した成清貴之に話を聞いた。有言実行の逃げを決めた成清貴之 先行した太田龍希ラインの3番手から直線を猛襲した。「有言実行の逃げだったね。お父さんに負けないぐらいの先行だった」と太田の父、太田真一を引き合いに出して褒め讃えた。 今シリーズは脇本雄太の3番手を固めた2日目、二次予選がハイライトだった。「脇本のご指名に預かり3番手に付いたが、世界のパワーを痛感させられた。今まで使ったことのない体の変な部分まで全身を使わされて。昔はジカ付けが2回あって大ギア時代、取手記念では抜いたこともあっ…