前橋ミッドナイト競輪「WINTICKET杯(FII)」は8日、初日を迎える。A級の予選を走る坂木田雄介に話を聞いた。先行の先生の坂木田雄介。独自の理論と、熱い気持ちは競輪界の名物選手の一人だ。　坂木田雄介は競輪界にとって名物選手の一人。独自の熱い理論と、先行にこだわる姿勢は浦山一栄と双璧。セッティングやフレームなどこだわるイメージがない坂木田雄介だが、「競輪学校時代は朝から晩までセッティングや道具を研究していた。在校成績もビリの方だったから、同期はみんな笑っていた。当時、自転車やセッティングは重要視されていなかったので。細胞に理解させようと試行錯誤の連続。デビューして1年半、B級暮らし。A級に…