【前橋競輪】人格者・一丸安貴「選手としての自分を魅せたい」

  • 前橋競輪場で12日から開催されている「さわやか杯」。初日6Rに出走し勝利した一丸安貴に話を聞いた。 「コースを縫う」 これは競輪用語で、後方からコースを探しながら突っ込むという意味。センス・技術・脚力が伴わないと成功しないので、マーク屋にとっては、“コースを縫って”1着を取るのが勲章だ。 初日予選の一丸安貴は、6車立てのレースだったが、不発ラインの3番手でバックドン尻。そこから、内に切り込み、頭まで突き抜けた。「バックでは、厳しいかなと思ったけど、いい感じでコースを突けた」と白い歯を見せた。 元々は特別競輪の常連で、中部黄金世代を支えたひとり。GIのタイトルには手が届かなかったが、当時のビッグ

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