【小倉競輪・ミッドナイト】不屈の闘志で走り続ける大前寛則

  • 小倉競輪場で行われるミッドナイト競輪「ニッカン・コム杯(FII)」が2日に幕を開ける。1Rに出走する大前寛則は3年前の大ケガを乗り越えて再びバンクで戦っている。落車で生死をさまよってカムバックを遂げた大前寛則 2019年4月20日。広島競輪のS級戦で落車した大前寛則は頭蓋骨骨折と外傷性くも膜下出血の大ケガ。集中治療室で6日間を過ごし、約半年間も入院をした。「落車した瞬間の記憶はなくて、気付いたら医務室で暴れていたみたい。でも呼吸困難みたいな状態になって気を失って…。救急車で運ばれているところや、病院の処置室で血を吐いた記憶はある。断片的には覚えていたみたい。本当に死にかけましたね。くも膜下出血

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