【瀬戸の王子杯争奪戦】野木義規は5秒のCMで競輪選手になった

  • 広島競輪場で6日、瀬戸の王子杯争奪戦in広島は3日目を迎えた。2Rを5着で走り終えた野木義規に話を聞いた。最終日は1Rに出走する野木義規 競輪に縁もゆかりもない北海道は美唄の出身。テレビのCMでほんの少しだけ、5秒くらい流れた競輪開催の告知。そのとき、親戚のおじさんがつぶやいた。「自転車に乗って1200万円稼げる」。 そこからの行動は早かった。今のようにパソコンで情報収集する時代じゃない。野木青年は図書館に駆け込み競輪について調べたという。好運なことに従兄弟の友達に競輪選手がいた。そして師匠・斉藤義夫(14期)、斉藤正剛(66期)の父を紹介された。「まずは1週間見てやると言われて、必死で自転車

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