【いわき金杯争奪戦】独特なルーティンでびくともしない走りを見せたい山賀雅仁

  • いわき平競輪場で25日初日を迎えた「いわき金杯争奪戦(GIII)」。12Rに出走した山賀雅仁に話を聞いた。 選手の走る前のアップは様々な形があるが、山賀雅仁のアップは一風変わっている。ひとことで言うならば“太極拳”のポーズで、その独特な姿はまるで異国情緒あふれるような光景だった。「これは肩の力を抜いたり入れたりしながら、体幹を鍛える訓練。これで体を馴染ませ、ローラ台に乗り、乗車フォームと一緒にします。独学ではなく、権威ある先生に教えてもらいました」 実際のレースは単騎で自在戦。一旦は本命の番手の森田優弥におさまったが、再度、番手の池田勇人に足元を掬われた。「あんなに簡単に腰くだけになっては、あ

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