12月16日より伊東競輪場で椿賞争奪戦(GIII・最終日12月19日)が行われる。主力選手の近況や、見どころを競輪記者・町田洋一氏に伺った。 清水裕友と佐藤慎太郎は松山記念に続いて、グランプリに向けての調整で公務欠。S班として責任ある走りを演じるのは新田祐大で、赤パンツを卒業する和田健太郎も追加で入ってきた。新田祐大 主役は、もちろん新田祐大。前走の松山記念は決勝こそ、地元勢にやられたが、残りのレースは完璧だった。パワフルさだけでなく、粘ったり、内を突いて先行したりと変幻自在なレースで魅了した。あのレースを新田が覚えてしまうと、グランプリメンバーさえ脅威に思うはずだ。番手は同県の成田和也。渋い…