防府競輪の「周防国府杯争奪戦(GIII)」が幕を開けた。初日特選で白星を飾った新田祐大に話を聞いた。 初日12R、捲りでねじ伏せて完勝した新田祐大 豪華メンバーが集結した初日特選。単騎の村上義弘がレースを動かし、吉田拓矢、さらに松浦悠士が間髪入れずにスパート。松浦の後ろは地元記念4連覇を狙う清水裕友に小倉竜二。中四国勢が盤石の態勢を築いたが、東京五輪代表の新田祐大が襲いかかった。番手捲りで応戦した清水に踏み勝ち、先頭でゴール。無念の失格に終わった寛仁親王牌の悪夢を振り払った。「33バンクならではの難しいレースでしたね。想定外の動きもあったけど、ある程度は想像通りの流れだった。清水君が横に張り気…