前橋競輪「第34回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は24日に2日目を開催。一次予選9Rを走った三谷竜生に話を聞いた。 「後ろから行けるタイミングで行こうと思った」と話す三谷竜生「初手の位置取りがすべて」と言う表現がある。ファンがレースを推理するうえでも位置取りからひもとくのが基本とされ、選手たちには取りたい位置、取りたくない位置がある。もちろん車番やラインがいくつできるか、先行を主武器とするラインがいくつあるかなど複合的要素がからむためそのつど変わってくるが、9Rの三谷竜生の組み立ては理想的なものだった。 このレースは三谷、後藤大輝、中島詩音の3分戦。号砲が鳴ると三谷が前へ出る…