前橋競輪場で13日、ミッドナイト競輪「WINTICKET杯(FII)」が開催される。初日5Rに出場する斉藤一茂に話を聞いた。 ぽっちゃり体型の見かけと違い、齋藤一茂はルールに精通している競輪博士。戦略性の高い競輪をやり、制度や選考基準なども熟知している。一番長けていたのは引退した濱口高彰さんだが、それに近いものがある。齋藤一茂はどんな戦略で今シリーズを戦うか 実際の齋藤の走りはIQレーサーではないが、競輪脳はかなりのものだ。「一応、これでも考えながら走っているので(笑)。今はコロナ感染症の影響でドームで練習は出来ない。公園に散歩に行くのが練習になっているが、群馬は風が強く寒いから、途中で帰って…