西武園競輪「サンケイスポーツ杯(FI)」は5日に初日を迎える。展開ひとつで流れが変わりそうな初日特選にシードされた後藤大輝に話を聞いた。 「ひとつずつ頑張っていきたいと思う」と話した後藤大輝 前回の静岡決勝では同県の後輩でもある阿部英斗の番手を選択。その阿部が積極果敢な逃げに出て、最後は番手捲りで初優勝となった。「決勝のメンバーが出てから阿部君とは40分くらい話し合いました。それは自分も動きたかったからなんです。今の自分はお客さんから、自力の後藤として見られているだろうし、自分もそう思っている。そんな自分が追い込みでもないのに、人の後ろをまわって良いんだろうかと悩みました。それもあって、阿部君…