川崎競輪場の「開設76周年記念・桜花賞(GIII)」は21日に準決勝が行われる。11レースに出走する脇本雄太に話を聞いた。「トレーニングの疲れが抜けておらず、状態は初日と変わらず」と話した脇本雄太 まさに目の覚めるような快速捲りだった。脇本のとった作戦は正攻法から全部引いての8番手捲り。高橋晋也の逃げを久米康平が先捲りで前団ひと飲みもその上を豪快に捲って上がりタイムは脅威の10秒5。原田研太朗の持っていた10秒6のバンクレコードを塗り替えた。これに関して本人は「そこは全く興味のないところ。仕掛け処も悪かったし、ラインで決めることができなかったので」と淡々と話す。 同レースを走って3着だった瀬戸…