川崎競輪「開設76周年記念・桜花賞(GIII)」は19日、初日を迎える。8レースのS級一次予選を走る佐々木和紀に話を聞いた。夢の連係を目指す佐々木三兄弟 佐々木三兄弟の父親は、ナショナルチームのアシスタントコーチの佐々木龍也さん。普段は温厚で真摯で人望もあったが、レースはどちらかと言えばシビア。前が行けないと思えば、早めに切り替えて自分で捲ったり、ハコも攻めたりのオールランダーに近いマーク屋だった。そして踏むのも早かったから、車券になる選手だった。常に1着を求めるタイプで、妥協を許さない厳しさがあり、レースと普段の振る舞いが全くの別人のようだった。 2番目の眞也は四日市競輪場の日本トーターの職…