日本競輪選手養成所の第127、128回生の卒業記念レースが静岡競輪場で4、5日の2日間の日程で行われる。128回生の北津留千羽候補生に話を聞いた。「周りの動きを見て展開を読む力が足りない。多くレースを経験して慣れたいです」と話す北津留千羽 父は九州競輪界が生んだ大スター、北津留翼(90期)。父の背中を見て育った千羽は幼少期から自転車に触れる機会があり、選手を目指すのは必然だった。「小さいころから家族でマウンテンバイクの大会に出たりしていましたし(自転車は)身近にありました」 養成所には一発で合格を果たし2024年に128回生として入所すると1年間、自転車と向き合い選手になるためのイロハを叩きこ…