佐世保競輪の「開設74周年記念 九十九島賞争奪戦(GIII)」が19日に初日を開催。一次予選10Rを走った稲川翔に話を聞いた。「来年に向けて、基礎からやってる」と話す稲川翔 来年2月に40歳になる稲川翔。GI優勝から10年が経過した。近年は腰痛にも悩まされ、2020年から毎年続いていたGI決勝進出も今年、ついに途切れてしまった。おまけに今年は4度の失格。なかなか流れに乗りきれなかった。前検日に競輪祭の手応えを聞かれた際は「脚力不足」と、シンプルに表現。「来年に向けて、基礎からやってる。全ての底上げをしないと」と危機感を抱いていた。 初日10Rは自身と対照的に、大躍進の1年となった窓場千加頼マー…