KEIRINグランプリを優勝すると、優勝選手がその年の賞金王に輝くことが多い。それは一発勝負でありながら超高額の優勝賞金が設定されているからである。今回はグランプリの「賞金」について紐解き、今年期待される記録について紹介する。(構成:netkeirin編集部)時代とともに高額化してきたグランプリ優勝賞金 第1回KEIRINグランプリは“ミスター競輪”こと中野浩一氏が優勝。当時の優勝初金は副賞込みで1,000万円であった。その後も優勝賞金の増額は続き、小野俊之が優勝した2004年のグランプリで初の大台「1億円」の賞金設定がなされた。 それから20年、今年2024年の優勝賞金は1億3300万円であ…