8月10日からいわき平競輪場で「第64回オールスター競輪(GI)」が開催される。初日10Rに出走予定の新田祐大に話を聞いた。東京五輪を終えたばかりの新田祐大 競技人生の集大成として臨んだ東京五輪は男子スプリント、男子ケイリンの二種目に出場したが、どちらも勝ち上がり道中で負けてしまい、目標としていたメダルには手が届かなかった。「前回のリオから5年間、ナショナルチームで金メダルを獲ろうと挑んだ大会だっただけに、個人としてもチームとしても目的としていたゴールに辿り着けず非常に残念です」。やりきった感全開というより、悔しい気持ちの方が強そうだったが、ベストを尽くした新田の表情はどこか晴れやかで清々し…