福井競輪の「不死鳥杯(GIII)」は10日に3日目を迎える。7レースの特選を走る前田拓也に話を聞いた。 最近、過去のスター達を取り上げているが『悲運なレーサーシリーズ』と名付けた。前田拓也もGIを取れそうで取れない選手の一人だった。 “マエタク”の愛称で一世を風靡した前田拓也はイケメンだった。シャープなタテ脚を売りにして、間違いなくタイトルを取ると思った選手の一人。「GIIIの優勝は6回。地元岸和田の全日本選抜と名古屋のオールスターの決勝に乗ったけど、結局、タイトルには縁がなかった。運もなかったし、あの当時の自分に欠けていた物もあったんでしょうね(笑)」 2005年の全日本選抜が一番惜しいレー…