青森競輪場で23日から行われている「JomonGP・日刊スポーツ杯(FI)」。2日目A級準決勝2着で、最終日のA級決勝の11Rに出場する幸田望夢選手に話を聞いた。 1つでも上の着順を狙う幸田望夢 準決勝は1番車で正攻法の位置を選択。赤板過ぎに3車の渡辺直弥と単騎の八嶋稔真を出して5番手に下げ、打鐘過ぎの4角から強烈なカマシ返しだ。佐藤壮の強引な牽制を受けたが、その上を一気に踏んで渡辺直弥を叩き切った。軽快なペースで押し切るかに思えたが、2センターから渡辺直弥を捨ててまくり追い込んだ佐藤壮に捕らえられ、2着で決勝に進出。「顔見せから重くて、押さえて駆けたんじゃ無理だと思って前受けを選んだ。踏み出…