取手競輪場で行われる「坂巻正巳杯・日刊スポーツ賞」は18日、初日を迎えた。取手初登場、10Rに出走する工藤政志に話を聞いた。 40歳でS級初Vを飾った工藤政志　工藤政志はデビュー21年にして日本選手権競輪に初出場。GIレースを走るのも5月に行われた京王閣日本選手権競輪が初めて。「GIの雰囲気とかなかった。記者の人とかは検車場に入れないし、そこまでの感じはしなかった。昨年、函館でS級初V。コロナで斡旋が止まったときも、俺は一本だけしかなくならなかった。4本欠場とかの人もいたのに、選手権出場は巡り合わせです。俺はダービー出場に21年かかったけど、栃木の江連(和洋)さんはデビュー28年で初ダービー。…