立川競輪場で26日から行われている「日刊スポーツ杯(FII)」。27日の2日目準決勝11Rに出場する佐藤礼文選手に話を聞いた。 仕掛けどころを逃さなかったと語る佐藤礼文 佐藤礼文は予選で正攻法からの攻めを選択。赤板で上昇した関根崇人を出し、5番手から打鐘過ぎの4コーナーでスパートをかけた。3番手に入った山田慎一郎が踏み出しで遅れ、そこに入ろうとする感じもあったが、思いとどまって踏み込んだ。スピードの違いで関根崇人を一気にまくり切り、番手の近藤寛央を振り切って人気に応えた。「行けるところからと思って、仕掛けどころを逃さず踏みました」と振り返る。「自分は1着にしか価値がないと思っているし、2着でも…