別府競輪場で18日に開幕した、ミッドナイト「WINTICKET杯(FII)」。2日目の6Rに出走する大ベテラン・佐古雅俊に話を聞いた。競輪が好きだという気持ちを語ってくれた 検車場に甲高い声が響き渡る。姿が見えなくても、誰なのかすぐに分かる。その声は5月3日に61歳となった佐古雅俊だ。誰よりも元気いっぱい。常に誰かと話をしている。「競輪が好き。それに、日々の成長を喜ぶことができるんです」と笑った。 昨年10月の防府競輪(スポニチ金杯争奪戦)で落車。約2ヶ月間、欠場を余儀なくされた。佐古は「肋骨を8本折って、肩甲骨も真っ二つに。その大ケガからどこまで戻るかを楽しみにやっています。最近になって、や…