5月20日より前橋競輪場で開設71周年記念三山王冠争奪戦(GIII・最終日5月23日)が行われる。主力選手の近況や、レース展望を闘う競輪記者・町田洋一氏に伺った。平原の欠場で清水裕友が中心となる平原の欠場で清水裕友が中心となる(撮影:島尻譲)「三山王冠」は昔から伝統のある大会で、数々の名勝負が繰り広げられてきた。来年は「親王牌」が前橋の舞台に戻ってくるので、この王冠の称号は、非常に価値がある。無観客での開催は残念だが、多くのビッグネームの名前がある。本来シリーズリーダーは、関東のGIIIなので微笑みの貴公子・平原康多だったが、日本選手権の落車の影響により欠場。 そこでS級S班の責任感からも清水…