奈良競輪「開設72周年記念・春日賞争覇戦(GIII)」は2日、初日を終了した。6Rの一次予選を制した取鳥雄吾に話を聞いた。 ▶出走表はこちら「僕は雑草なんで」と語る取鳥雄吾 一見すると痛快な逃げ切り勝ちのように見えたが、マークしていた柏野智典に言わせると「切ったところをすぐ行くと思ったが見ていたり、踏み出しのところで中団に入ろうとしていた」と取鳥が躊躇する具合をズバリと見抜いた。 本人も「バックで苦しかった。カカっていない感じもあったし、スピードに乗せきれていなかった」と戸惑いを感じていたようだ。 それでも相手は佐々木眞也や吉堂将規、上杉嘉槻ら、八谷誠賢以外は期が下の面々ばかりとあって、一日の…