【前橋競輪】時代から取り残された男・宗景祐樹

  • 前橋競輪「関東スポーツ杯(FII)」初日。8R A級予選で1着を飾った宗景祐樹に話を聞いた。渋いマーカー・宗景祐樹は、自分の生き方を貫いている。 たらればは良くないが、宗景祐樹が昭和の時代に競輪選手をやっていたら、今以上のマーカーとして君臨していただろう。S級時代からジカで競りに行き、妥協する姿勢は見せていなかった。「競輪道が何かは分からないけど、時代と共に競輪が変化して来たのは確か。オレにタテ脚があれば競りになんて行かないし、自力で強いのが一番。魅せにいく競りもやらないから、勝つ方法が番手勝負だった」。 昨年のS級ではラインを組まず、単騎で走るレースも多かった。ぶれない姿勢を見せる為に、松戸

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