競輪界では知らない者がいないヤマコウこと山口幸二さんの予想コラム。元トップレーサーならではの鋭い読みは必見です。 高松競輪開設71周年記念「玉藻杯争奪戦」決勝を迎えました。 今節の目玉は、昨年の賞金王古性優作とダービー王松浦悠士の直接対決です。同級生でもあり、両者は初日から対抗意識を前面に押し出して戦いました。特選は松浦が前受けから先行、古性は初手の位置取りも失敗して5番手捲り不発。しかし、和歌山記念よりは仕上がっている印象でした。 2次予選は前受けから対戦相手の車番を間違えるボーンヘッドがあったにもかかわらず、何とか捲って力で相手をねじ伏せました。古性のレース後のインタビューは反省ばかりが口…