【美しく燃える弥彦の森】記者の鬼になる…何があったのか一つひとつの記録を残し続ける

  • ファンがいるから、すべては生まれるファンの叫びが山間にこだまする 弥彦競輪場で開催された「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は24日、平原康多(39歳・埼玉=87期)の4年8ヶ月ぶりの優勝という結末で幕が下りた。8回目のGI制覇に、入場制限はあったものの、多くのファンの喝采が美しいバンクを支配した。 決勝は2センターの金網のところで観戦した。大きな声は出さないようにと規制がある中、ファンはこらえ切れない思いをギリギリのサイズで投げかけていた。 「ここにいる」ーー。そのまま金網の隙間に入り込み、いつまでもそこにいたいと思った。 そうはいっても、私の仕事は新聞記者。そこで起きたことを

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