【伏見俊昭が感じる変わりゆく競輪】山崎芳仁、山口拳矢が切り開く競輪の新時代への扉

  •  netkeirinをご覧の皆さん、こんにちは。伏見俊昭です。僕が若かった頃は、“ラインを生かす競輪”というのが主流でしたが、最近では自力やスピードを重視する競輪へと変化しつつあります。今回は時代とともに「変わりゆく競輪」をテーマにお話ししたいと思います。ギアの新時代を切り開いた山崎芳仁 僕が一番変わったなと思ったのは、「ギア※」と「競走ルール」です。僕がデビューした1995年頃は、ギア比は3.57、3.54が主流でした。ちょっとかけても3.64。たまに年配の方が3.85に乗っていて、「男のギア」や「メンズギア」なんて呼ばれていました。 ギア比の常識を変えた山崎芳仁選手(Photo by 島尻

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