【現在の競輪が抱える問題】なぜ生まれたか…ラインが一つのレース

  • 心と体のせめぎ合いこそが競輪5車立てで5人全員が並ぶ 10月5〜7日に開催された高知競輪場のミッドナイト(ケイドリームス杯)。あるレースに注目が集まった。2日目の1R。5車立てで、ラインは1番車から5番車まで並ぶという。いやはや、ラインが一つのレースとは…。 競輪の根幹は9人が各々勝利を競うもの。長い歴史の中、初期のころから風圧を避けるための動きとして、人の後ろを回るようになった。そこから、“ライン”というものが形作られ、基本的に最終4角まではそれぞれラインとしての動きをするようになった。 7車立てでも、5車立てでも基本は変わらない。だが、このレースは5番手まで回るというもの。レースになるのか

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