【火の国杯争奪戦】“熊本記念in久留米” 中川誠一郎の思いが届く2024年

  • 優勝の喜びを分かち合う中川誠一郎(左)とコンドル社・武田社長久留米代替開催は6回目 10月7〜10日の4日間、熊本の選手、また熊本のファンにとって特別な時間がある。感動や歓喜だけではない、悲しみ苦しみ、失望感と期待感。何もかもが入り乱れ、スパークする。感情は物語を書くための血の色をしたインクになる。 熊本大地震が起こったのは2016年4月のこと。その後、再開、いや廃止、再開しかない、いや、再開できない、そのまま…。拷問のような日々だったが、今やっと2024年の再開は確定している。熊本の2024年は…遅れてやってくる。「熊本競輪場で走ることが、本当の意味の復興」 中川誠一郎(42歳・熊本=85期

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