GI戦線もひと区切り 小倉競輪祭が終わって、今年のGI戦線もこれで一区切り。優勝は「荒井崇博か!」の展開だったが、なんと大外強襲で阿部拓真がタイトルをもぎ取り、グランプリの切符をつかんだ。正直たまげたが、これも競輪。おめでとうございます。 6日間、どのレースも激戦続きで、場内の熱気は爆上がり。ファンの声援に押されて、選手たちも自然とハッスルしていた。あの一体感ーー。あれが競輪の魅力なんだよ。決勝戦なんか、もうロックフェス並みのボルテージだった。 GI初出場の若手にとっては、ああいう舞台はとんでもない経験になる。トップレーサーの走り方、考え方を肌で感じて、“競輪脳”が一気に鍛えられる。中にはレベ…