【KEIRINグランプリシリーズ2020】平原は、平原だった

  • KEIRINグランプリ2020 最終4角 12月30日、11R「KEIRINグランプリ2020」の最終4角で時間が止まっている。平原康多(87期=埼玉・38歳)が清水裕友(105期=山口・26歳)をブロックしたところだ。平原はヨコに動いた。平原はヨコに動いた 地区の違う脇本雄太(94期=福井・31歳)と連係した平原にとって、勝つことだけが、このレースの意味だと感じていた。これまでとは違う決断をした以上、と思ったが、平原は平原だった。ラインを組んだことで、お互いの仕事を全うしなければならない。前を走る選手は自力でレースを作り、後ろを回る選手はそれを援護し、そこから勝機を伺う。 11月競輪祭で落車

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