【競輪の矜持】番組の妙ーー小倉竜二と新田祐大の気持ち

  • 小倉竜二(左)と新田祐大の連係は熱かった京王閣の激闘 京王閣競輪場で開催された「開設76周年記念 ゴールドカップレース(GIII)」は10月5日、最終日を行った。決勝の落車事故は残念だったが、脇本雄太(36歳・福井=94期)の衝撃のスピードには鳥肌が立った。 落車を避けて、もうあきらめるしかないか…というほど迂回させられた。中継の画面では画角から外れていたところ、恐ろしいスピードで前団を飲み込んだ。そんな決勝の前、準決10Rの番組が興味深かった。小倉竜二(49歳・徳島=77期)が「これは、ここに付いて、ということですよね…」と神妙に新田祐大(39歳・福島=90期)の名前を見つめていた。 輪史を

©NetDreamers