KEIRINグランプリ二度制覇!“ヤマコウ”の愛称で知られる山口幸二さんの予想コラム。元トップレーサーならではの鋭い読みは必見です。 松戸競輪開設75周年記念GIII燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯決勝メンバーが揃いました。 今節は南関勢の層が厚く、対抗馬として清水裕友の存在がありました。初日特選から南関必勝の意気込みが伝わってくる並びでした。しかし、『窮鼠猫を噛む』のことわざ通り、打つ手が無い雨谷一樹(栃木・96期)が、3番手の岩本俊介(千葉・94期)をさばいたところで南関ラインが崩壊します。結果的に混戦を北津留翼(福岡・90期)がまくって波乱決着。本線の2段掛けが簡単に決まらないことを露呈しまし…