郡司浩平の先に平原康多氏がいた郡司浩平が超えようとしていた存在 取手競輪場で5月31日から6月3日の4日間、「開設75周年記念 水戸黄門賞(GIII)」が開催される。郡司浩平(34歳・神奈川=99期)が早くに追加になっており、対関東の急先鋒として、戦いぶりが問われることになる。 郡司がのしあがってくるころ、平原康多氏(引退=87期)が“最強オールラウンダー”として君臨していた。どんな形でもレースを支配して、勝負どころでの仕掛け、また中団の確保は揺るぎなかった。郡司はS級に上がってからは“幸せ配達人”と言われたくらい、先行、先行、で南関ラインに貢献していた。 ただし郡司は先行だけでは…と考えてい…