タケノコ掘りで痛恨の空振り 桜の開花が発表され、いよいよ本格的に春本番。スギ花粉も峠を越えて下火になり、ようやくラクになってくる頃だ。先日、下見を兼ねてタケノコ掘りに行った。前々から「誘え」とうるさい幼馴染を連れ、一人だと億劫だし従兄弟も誘って。だが……! 冬が寒すぎたせいか、タケノコが顔を出していない。しかもイノシシが掘った後で、山はあちこちズタズタに荒らされていた。手探り、いや足の裏で探してみるが、さっぱり見つからない。出発前にあろうことか「任せろ」と大ボラを吹いた手前、焦り始める始末。 「オイオイ話が違うぞ」、「お前が掘れるって言うからついてきたのによ」と幼馴染が捲し立てる。コラムには載…