白熱のKEIRINグランプリを終えて2024年が幕を閉じ、新年を迎えた競輪界。2025年は、スピード化にいっそう拍車がかかるのか? ブレイクする選手は!? 日ごろ選手を間近で取材する敏腕競輪記者3名が、2025年の競輪シーンを占う(文中敬称略)。(取材日:2024年12月6日)スピード競輪化の先陣を切る徹底先行のS班・新山響平(黄)(撮影:北山宏一)2025年もスピードレース化は進むデイリースポーツ 松本直記者(以下松本) 2024年は追い込み型の選手が受難の年だったということですが、確かに純粋な追い込み選手はグランプリメンバーに1人もいませんでしたね。東京スポーツ 前田睦生記者(以下前田) …