【平安賞回顧】競輪を伝える走り、ヒロトの先行にもだえたあの男は5年後、ハタチ…!?

  • 平安賞の戦いは、今年もすごかったレイモンド・チャンドラー 平安賞という全国の記念の中でも独特の雰囲気がある向日町の記念は、今年も熱かった。タフだった。「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない」というのはアメリカの小説の名言だが、とにかく平安賞においては「強くなければ生きていけない」。 優勝した脇本雄太(35歳・福井=94期)の強さは無論だが、真後ろにいた武藤龍生(33歳・埼玉=98期)の言葉で表したい。脇本は清水裕友(29歳・山口=105期)の先行を、今を時めく窓場千加頼(32歳・京都=100期)が中団からまくった上をのみ込んだ。「マジかよ!って思いました」 初めて脇本

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