【競輪偏差値70の男】掲げ続けた“熊本を走ってこそ復興”「もう思い残すことはない、ただ今回…」

  • 7月は待望の大イベント、8年4か月ぶりの地元・熊本再開レースに参加した中川誠一郎。入魂の開催は結果こそ残念なものに終わったが、気持ちは奮い立ち、昔のように抗う反発力を少しは思い出した様子。再建した熊本バンクの話を中心に競輪の魅力を紐解きます。【構成=塩次洋太(九州スポーツ)】ーー7月は向日町FIと待ちに待った地元、熊本FIの2本を走りました。まずは熊本シリーズの話からうかがいます。 あの… 今回はいつもよりシリアスなモードでお願いできませんか。おどける余裕もないものですから…。ーーいきなり、さみしい話です。 もう落車した方がマシってぐらい傷つきました。あの状態で期待に応えられないもどかしさ、

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