【怒る力】全日本選抜、笑顔なき決勝進出…郡司浩平の本質とは

  • 時に郡司浩平は怖い顔を見せる郡司浩平のふさわしい優勝 2024年のGI第1弾「第39回読売新聞社杯全日本選抜競輪」は郡司浩平(33歳・神奈川=99期)が制した。4年守ったS班の座から陥落した一年のわけだが、すぐに来年のS班返り咲きを決めた。もちろん、その力は誰もが認めるもので、当然の結果といっていい。 しかし、簡単なことではない。 決勝は北井佑季(34歳・神奈川=119期)の獅子奮迅の立ち回りがあって、ともいえるが、余裕っぷりは強烈だった。清水裕友(29歳・山口=105期)がまくり切る勢いに見えたが、近くに来ても慌てていなかった。 昨年の小倉競輪「競輪祭(GI)」準決の走りで、そのレースでS班

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