60年捧げた競輪への情熱「私は負けません」コンドル武田一康の競輪予想と我が人生

  • そこに競輪がある限りーーー。雨の日も風の日も嵐の日も競輪を予想し続ける武田一康。75歳。モーニングからミッドナイトまで多忙きわめる毎日を送るが、なぜ彼はそこまでして競輪予想に情熱を注ぐのだろうか。今回、コンドル出版社・武田氏にその競輪愛と情熱についての話を伺った。(取材・構成:netkeirin編集部)競輪予想のはじまり「第一回熊本記念からずっと熊本」「生まれは長崎県の雲仙小浜温泉で、親父が“コンドル”という名前で新聞を出していて、1950年に熊本競輪が出来てからずっと熊本に住んでいます。私も22歳で結婚し、子どもも出来たから稼がないといけなかった。当時は場外発売がなかったから、熊本、久留米、

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