【施設整備等協賛京都向日町カップ】逆境だけの人生・稲垣裕之、負けられないシリーズにどう挑む

  • 稲垣裕之のラグジュアリーなオフショット忸怩(じくじ)たる思い 向日町競輪場で「第7回施設整備等協賛競輪(GIII)」が6月8〜11日の日程で開催される。地元の稲垣裕之(45歳・京都=86期)の名前があるが、本来なら13日開幕の岸和田「第74回高松宮記念杯(GI)」に出場している実力者。地元のGIIIを走るとはいえ、悔しい思いも胸にしているだろう。 デビューしたのが2001年8月、もう20年以上、京都の中心選手として戦ってきている。骨盤骨折を始め、鎖骨、足、と何度も大ケガに見舞われてきた。年齢も経て、復調の時間はかかっているものの、近況の番手での仕事ぶり、ラインへの貢献の走りはまた目を引くものが

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