競輪界では知らない者がいないヤマコウこと山口幸二さんの予想コラム。元トップレーサーならではの鋭い読みは必見です。 小田原競輪開設73周年記念北条早雲杯決勝戦のメンバーが出揃いました。 今節、新人の北井佑季(神奈川・119期)が小田原GIIIを盛り上げました。先行一本で戦う彼のレースに注目した方も多いと思います。初日、2日目と前受けからの突っ張り先行で1着、2着。初めての9車立てを感じさせない走りでした。しかし、トップクラスの選手は北井の組立てが分かり、早速対処しました。準決勝の長島大介(栃木・96期)は、前受けの北井をかまし気味に叩いて近畿勢を出させました。富山記念決勝の松浦悠士(広島・98期…