2026/01/29 (木) 18:10
今回からスタートする新コラム「チャリレンジャーボイス」。競輪とオートレースのチャリレンジャー(弊社スポンサード選手)から編集部が注目する選手のインタビューをお届けします。記念すべき第1回は、今年1月からチャリレンジャー入りしたばかりの後藤大輝選手(福岡121期)がオープニングを飾ります! チャリレンジャーへの応援、よろしくお願いします!
『今年はビッグレースで結果を残したい』
---今年は地元開催(久留米F1)からスタート。1着3着4着という結果でしたが、初戦を振り返ると?
後藤「欲を言えば優勝したかったので、心残りはありましたが、しっかり3日間を通していい走りができたと評価しています。決勝は全員が九州勢で、なかなかないことでしたが、いつも通り頑張る気持ちでした。先輩たちも強いのは知っていますし、そこで勝てないとステップアップできないので、逃げの展開でしっかり振り切りたいと思っていました」
---2026年に関して、明確な目標は設けていますか?
後藤「昨年できなかったのが記念の決勝進出。さらに記念で優勝もしたいという気持ちがあります。あと昨年はG1、G2にたくさん出させてもらったのですが、相手も強くて、爪あとを残すことができなかった。本当にボコボコにされました(苦笑)。でも、自分の中ではもっとやれたかなと思うし、今年は昨年の分までしっかり頑張りたいですね。昨年は強い相手でも自分の競走はできたことはプラス評価で、あとはしっかり結果を残したい。G1の決勝まで行けたら嬉しいですが、まずは予選から見せ場を作りたいです」
---「自分の競走」という言葉がありましたが、先行へのこだわりは?
後藤「元々は相手のスピードをもらってから、自分の引き出しを出すのが好きだったんです。でも、『それ一本では勝てないぞ』と先輩に言われたのがきっかけ。先行が得意だったわけではないので、それから、苦手だった長い距離を踏むこと、自分でレースを組み立てることを始めました。デビュー時に比べれば、だいぶ出来るようになったとは思っています。最初のころは、先行で逃げ切れるなんて、自分でもできると思っていませんでしたから。今思えば、やっぱり捲りだけでは、ここまで来られなかったでしょうし、先輩のアドバイスのおかげですね」
---今の競輪だと、前受けの突っ張り先行だったり、先行選手としては相手の出方次第で難しい展開になることも多いですよね。
後藤「そうなんですよね。自分の決まり手を見られて、そうさせないようなレースを相手もしてきます。それを裏返しに考えて作戦を立てたりして、そこは選手同士の心理戦。現在の競輪ルールでは2周全部をもがける人が強いと思うので、先行してどこまで活躍できるのか、今はそういう時代だと思っています」
『練習が今のモチベーション』
---現在の練習環境は?
後藤「基本的に久留米で練習をやらせてもらっています。あとは、九州内になりますが、武雄や小倉、あとは熊本競輪場にも、ちょくちょくお邪魔させてもらっていますね。自分からお願いして練習に行きますし、向こうから声をかけてくれたりもして、出稽古は多い方だと思います。練習から緊張感を持ちたくて、相手を固定させないで、いろいろな選手ともがいた方が強くなれるのかなと思っているので」
---九州地区で言えば、昨年は嘉永泰斗選手がG1タイトル(寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント)を獲りました。後藤選手もそうですが、地区的にも若い自力選手への期待は大きいですよね。
後藤「そうですね。グランプリの開催では、泰斗さんが2日目(※グランプリ前検日)に来られたんですけど、泰斗さんにも『期待しとる』と直接言われて、やる気もすごく出ました。それに泰斗さんはグランプリですごい走りをされていたので。一発勝負だし、単騎では構えたくなるのに、1人でもホームから行く。あの気持ちの強さに感動しました。ああいう選手がSSになれるんだろうなと思いましたね。あとは自分が頑張るだけだと思います」
---オンオフはどのように切り分けていますか?
後藤「レースが終わっても、次の日から練習。休みの日は、レース前日の移動日か、前検日しか今はとってないです。G1はちょっと別ですが、直前まで自分のメニューをやっていますね。古性(優作)さんの合宿に参加させてもらったときのメニューを、自分に取り入れています。今は練習がモチベーションになっていて、考えながら、自分の成長も実感できているので、本当に楽しいんです。息抜きしたいと思わないほど、いい意味で集中できていると思います。レースから帰っても、他のレースや走りを見たり、自分が1着を取れなかったレースは何回も見たりしています」
---古性選手との合宿参加はどのようなきっかけで?
後藤「最初のきっかけは、初めて出場した平塚オールスターのとき。検車場で『フォームが奇麗だけど、どこを意識して乗っている?』と声をかけてくださいました。それが、すごく嬉しかったですね。そこから合宿にも誘ってくださいました。今もよくしてもらっていますし、自分にとってはプラスになることしかないので、本当に感謝しています。練習は自分でも全部ローテーションできないくらい、キツいメニューばかり。古性さんとも合宿中に話をさせてもらいましたが、練習次第で変わるんだなと思っています。その練習を考えながら、なおかつ継続できる人が、グランプリにも乗れるのかなと。いきなりは追いつけないですが、そこを地道に目指したいなと思っています」
『自分のレースを貫いて車券に貢献できるように』
---躍進が期待される1年になると思いますが、改めて意気込みを。
後藤「ビッグレースで爪あとを残したいですし、地元記念もあるので、しっかりと最低でも決勝に乗って、地元を盛り上げたい気持ちが強いです。今年は年始から正月気分がないくらい練習が楽しいので、そういう意味でもいい1年になるのかなと思っています」
---最後にチャリロトユーザーにメッセージをお願いします。
後藤「まずはG1にしっかり出場して、自分の走りを貫いて、一つでも多く、お客さんの車券に貢献できるように頑張りたいと思います!」
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【後藤大輝選手プロフィール】
ごとう だいき
2001年3月25日生、24歳
福岡121期・S級1班
2022年5月7日 松山でデビュー
2022年5月9日 松山で初勝利
2022年7月12日 奈良で初優勝
2024年8月13日 平塚でG1初出場(オールスター)
2025年4月27日 静岡でS級初優勝
(次回出走予定)
宇都宮F1 1月31日〜2月2日
静岡G3 2月12日〜2月15日
久留米F1 3月1日〜3月3日
熊本F1 3月20日〜3月22日
豊橋G3 3月28日〜3月31日
※チャリレンジャーとは(スポンサード選手)
(1月29日現在)