北日本ラインの番手から抜け出した坂本貴史(7番車・橙)が念願のGIII初制覇を決めた(撮影:島尻譲) 8月7日、函館競輪場で行われた函館ミリオンナイトカップ(GIII・最終日)の決勝は、差した坂本貴史(33歳・青森=94期)が1着、先手ライン4番手から追い込んだ佐藤友和(39歳・岩手=88期)が2着、先手ライン3番手の新山将史(31歳・青森=98期)が3着に入った。3連単は⑦-⑤-①で2,570円という配当だった。 レースは北日本5車を率いる嵯峨昇喜郎(23歳・青森=113期)が前受けから突っ張り先行。別線の反撃を許さず主導権を握ったまま最後の直線に向かうと、最後は番手の坂本がチャンスをきっち…