【ふるさとカップ】藤原憲征「ガツガツした気持ちはない」

  • 弥彦競輪「ふるさとカップ(GIII)」は28日、初日を迎えた。10レースのS級一次予選で2着に入った藤原憲征に話を聞いた。 ▶︎予想を見る末木浩二とワンツーを決めた藤原憲征。マーカーらしく、的確な仕事が出来る仕事人だ。 今の弥彦競輪場の顔役は、誰が考えても諸橋愛。ただ、その前は藤原憲征の時代もあったし、数字以上に存在感もあった。 どちらかと言えば、顔は怖いが、逆に気持ちは優しすぎた。レースは荒い面もあったが、競輪選手としての“業”や“理不尽な要求”は一度も見せていない。逆に義理人情を重んじて、損な役回りが多かった気がする。それでも地元記念の優勝や、佐藤友和に乗っての小田原記念の優勝などもある。

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