【前橋競輪・ミッドナイト】栗本尚宗「早く親父を楽にしてあげないと」

  • 前橋競輪ミッドナイト「WIN TICKET杯(FII)」が29日開幕する。A級初日9Rを走る栗本尚宗に話を聞いた。中央大学卒業の学士レーサーでもある栗本尚宗。引退した父親の栗本啓志は勝負強いマーカーだった 僕らみたいに長く記者をやっていると、2世選手に引退した父親の近況を聞きたくなる。 栗本尚宗の父親の啓志さん(62期)は俗に言う「クレージーマーカー」だった。昭和の競輪と今の競輪は違うし、当時の最高の褒め言葉である。「親父は僕の為に3年、弟の為に3年、毎日朝練習に付き合ってくれた。ケガも多かったし、僕らの面倒を見るのに精神的に疲れてしまったのかも。それで、まだやれる状況だったけど、引退しました

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