【瀬戸の王子杯争奪戦】努力は嘘をつかない。A級S級のエレベーター選手からS1へ

  • 広島競輪場で4日に初日を終えた「瀬戸の王子杯争奪戦in広島」。2日目6レースに出走する大坪功一に話を聞いた。 確かな才能と努力を兼ね備えた44歳になる大坪功一 大坪功一は、81期で学校時に39勝を上げて在校5位。間違いなくポテンシャルは高いはずだった。しかし…「デビューしてから? やらなかったですね、練習を。朝起きてパチンコに行って負けたとき帰って8kmから10km自転車に乗っただけ」と美味しそうに煙草を燻らしながら話す。「ファンが聞いたら怒りますよ。ホントに」。 その男が本気になったのは4、5年前。「せっかく選手になったのだから、1度くらいは(しっかり練習を)やってみようと思った。(弱いと)

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