奈良競輪場で11日、開設記念「春日賞争覇戦(GIII)」が開催となる。初日7Rに出場する河野通孝に話を聞いた。関東屈指のマーカー河野通孝に注目だ 7日の平塚の決勝戦(湘南ローズカップ戸川杯S級決勝)。小原佑太の先行1車で番手は3人で競り。まずはラインの菅田壱道が番手を主張し、河野通孝と岡村潤も手を挙げた。ここまでは時折あることが、菅田の後ろを大坪功一と竹内智彦で競るという、かなりレアなケースになった。番手を3人で競り、しかも競られるその後ろも競りなんて聞いた事がない。結局レースは小原が逃げ切ったのだが、その番手を取り切ったのが河野だ。「菅田君も作戦を組まず、男らしく勝負してくれた。普通は、ここ…