現役S級S班・平原康多が電撃引退 KEIRINグランプリに14度出場も優勝には届かず

  • 平原康多(撮影:北山宏一) 平原康多(42歳・埼玉=87期)が現役を引退することが23日、分かった。2002年にデビューし22年9か月の競輪選手生活で「KEIRINグランプリ」出場は2024年末に引退した神山雄一郎さん(16回)に次ぐ通算14回。しかしグランプリ優勝には届かず、2008年と2021年の2着が最高成績だった。G1優勝は通算9回。2024年に日本選手権競輪優勝を果たしたことで、グランドスラム達成まで残すはオールスター競輪のみとなっていた。近年は度重なるケガに苦しみながらもファンに愛され続けた名選手が、バンクを去る。 4日に名古屋競輪で開催された「日本選手権競輪」最終日9Rでの5着が

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